これまでの仕様
まず、仕様が変わる前は、こんな感じでした。
2分30秒の動画を投稿する場合
100MBの制限さえ守れば、投稿した動画がそのまま再生されます。
- 視聴する側が無料会員だと、「エコノミー用」が再生されることがあります
まず、仕様が変わる前は、こんな感じでした。
2分30秒の動画を投稿する場合
100MBの制限さえ守れば、投稿した動画がそのまま再生されます。
そんなところに、次の発表がありました。
「これまで100MBだったもの」を15倍にする……と、読み手に思わせたい文面に見えます。
そうだとすると、これまでは1分半が限界だった「地デジくらいの画質」で、23分の動画が作れるようになります。
しかし、その1.5GBというのは、実際には、次のようなものでした。
投稿した動画はそのまま再生されず、数種類の画質に変換されます。
そこに、「解像度は1280×720まで」「映像は2000kbpsまで」「音声は192kbpsくらいまで」などの制限があります。
上の図の場合だと、
※そうして40MBに圧縮された動画が再生されるのに、使用量は100MBとカウント
確かに、投稿時の100MBの制限はなくなったのですが……。
1.5GBで投稿しても、2分の動画なら32MBに、5分の動画なら80MBに圧縮されます。
(再生時間1分につき、最大16MBに強制変換されます)
図を並べるとこんな感じで、
100MBの制限はなくなりましたが、特定の制限で変換されるので、一長一短となります。
(これまで普通に投稿できた1920×1080の完全禁止など、今回の変更を「高画質化」とは言いがたいです)
という言葉を信じてはいけません。
新仕様では、再生時間やデータ量にクソややこしい制限ができました。
それを気にせずに「映像ソースをそのまま投稿」すると、品質を大幅に劣化させられる可能性があります。
というわけで、次に、その注意すべき制限をご説明いたします。