対戦相手のAZARDさんも私も、デスタワー勢です。

私はほとんど順向きで、AZARDさんは順向きも逆向きも使います。

この記事では便宜上、AZARDさんが逆向きの場合は、画像を反転させていただきます。

さて、1本目は2手ABABでしたが、画像のように、置き方が分かれました。

土台を赤にするか紫にするか、この時点で判断する基準はなく、お互いに指の向くままに置いた形です。

しかし、その後、紫はあまり来なくて、色が赤に偏り……。

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12手全消し。13秒台で相手上空に68個のおじゃまぷよがスタンバイ完了している、なかなかの鬼畜タワーです。

たぶん類似形のデスタワーを作る以外には勝ち目のない配ぷよで、土台が分かれた時点で勝負はほぼ決まっていました。

（実は私の置き方が微妙でゴニョゴニョなのですが、その辺は省略します）

続く2本目。この3手目の置き方が、次のように分かれました。

えっと、こういった形について、私の知識と経験が足りず、よくわからなくて申し訳ありません。

（私の形は、次に4手目をちぎって参式土台を確定するのが良さそうな気がしますが、私はこのとき、タワー同士ということもあって速度を出したくて、都合の良い配ぷよが来ることに期待するような形で、序盤ちぎらずに進めています。たぶん悪手でした）

さて、試合はその後、次のような流れになりました（私の打ち方が色々とアレなのですが省略します）。

土台の完成が遅れて焦った私は、黄紫を投入

黄色の分散＆紫の呼吸点ふさぎと迷走して、ハチイチ便乗の見切り発火

不完全致死未満VS完全致死の形に

しかし、AZARDさんは逆向きだったので、反転なしの本来のフィールドは次の形で……。

3列目がデコっているので、ギリ届く形に

やはり、3列目が高いと不完全致死でも死ぬ可能性が出るのは大きいです。

この「6分の4」が刺さって、結果としては私に勝ち星が付きました。

（しかし、もしも14手目にAZARDさんが打った単発が6分の2で私の発火点に降っていれば、私の負けでした）

（さらに、もしも私の発火がハチイチの緑紫でなければ、おじゃまぷよが4個ほど少なくなって、ほぼ私の負けでした）

積み方は私の方が失敗していますし、計算上は私が負ける確率の方が高い勝負でした。

3本目も初手が分かれる形でした。

その後、赤と黄色に偏る配ぷよになります。

緑ゾロでも来ていれば私が超有利だったのですが、緑は売り切れです

落ち着いて冷静に見ると、ここからなら３列目に黄色を足してネクストの紫ゾロで発火（おじゃまぷよ66個）が正着に思えます。しかし、私はここで少し迷って、AZARDさんの形が悪いと判断（設置直前の赤に気が回っていない）。加えて、自分が紫を伸ばしてから発火するのは遠いと考えて（上の黄色を5連結にすることに思考が届いていない）、見切り発火を決めました。

（なお、私は致死量計算も怪しくて、ここは「感覚的にたぶん少し足りてない」くらいの認識でやっています）

10連結VS11連結に。右側のSの字で消える形はソーサースペシャルと呼びたいです

おじゃまは5個差でAZARDさん有利。ゴミは7個と8個。しかし私は紫を消せます

かなり微妙な回し合いになって……

（※ここで私が回す場所を間違えて無用なリスクを負っています）

この回し合いは、微差で私の勝ちになりました。

発火後の紫ゾロが、AZARDさんのはそのままゴミになり、私のは保険＆ゴミ処理になったことが、勝敗の分かれ目になりました。

しかし、私はそこまで計算できておらず、微妙なところかもしれませんが、これも幸運による勝利だという認識が強いです。

私のほうがAZARDさんよりも積むのは少し速く、この試合、8本中7本は私の方が先行できていました。

しかし、この4本目は、私が土台でまごついて、AZARDさんよりも遅れています。

話を戻して、とにかくその後は……。

ここまで同形で

6手目の黄赤の置き方が分かれました

私の経験不足で、こういう判断がよくわからなくて申し訳ないです。

私の置き方だと、赤に偏った場合にたくさん置けますが、ちょっと高くなるのが微妙かも（？）です。

そして、赤に偏りました。お互いに13手で発火

AZARDさんは4-4-5-5。私は4-4-5-7

ここでAZARDさんが投了

早いタワー同士でお互いにほぼゴミがなかったので、不完全致死と完全致死の差が明瞭に出ました。

（この勝ち星も、同形タワーの打ち合いで速度負けしているところ、たまたま私に都合の良い配ぷよが来ただけという印象です）

次が今回一番恥ずかしい試合です。

いちおう、2手目で次のように分かれました。

初手AABCでは、一応の基本はAZARDさんのような置き方なのですが、今回のネクストの場合は、私の置き方で参式土台にするほうが良さそうな気がします（MOTさんのブログをカンニングしながら）。

私の失態はこの後。

何を血迷ったのか、私はこれをそのまま落として、黄色を潰してしまいました。

（正直に書くと言い訳になるのですが、疲れで集中が飛んで、この前後、脳がスイッチオフみたいになって、わけわかんない状態で打っていました）

この失敗のあとの展開は、次のような感じで……。

頭がパニックになった私は、19手で「4-4-4-5」のひどい形に

AZARDさんも組みあぐねて、致死2連のテンパイは19手目

いちおう、お互いに19手で緑発火のテンパイをした（？）のですが、20手から25手まで、6手連続で緑が含まれないツモでした。

そうして、緑の引き合いになって……。

都合良く完全致死に補強して、ちょうどギリで緑を引いた私

いちおう先に発火できた私の勝利

この試合については、いちおう速度で勝った（？）という体裁になるので、運が良かったという印象とは少し違いますが、14手発火で当然のところを26手発火にしてしまっており、そのミスも、その後のリカバリーも、反省すべきことが多いです。

無駄に長文になってしまったことに困惑しつつ、6本目。

またしても上下逆になりました。

これは、特別どちらが有利ということもなかった（？）かなと思います。

それから、お互いに緑・黄・赤で4-4-6(or7)を作って、紫不足。左下の赤を生かしての3トリ移行などを考える場面ですが……。

ここで私は一瞬迷って、ネクストと合わせて黄色を作ることを選択（※たぶん悪手です）

その直後、ネクストに現れる紫ゾロの憎たらしいこと

AZARDさんが4-4-6-6の三色で不完全致死ながら先行発火。私も追います

白状すると、紫は3連鎖回収にしたつもりでおりました

56個vs65個ながら、3列目のデコりは致命傷で投了

この試合の結果は納得というか、負けるべくして負けたという印象です。

（13手目は、紫を引いての四色タワーか、ネクストの赤に緑を乗せて赤発火の3トリを期待する形で、黄ゾロは5列目に立てるべきだったのでしょうか？　ゾロを引くと無理にでも生かしたくなるのは悪い癖かもしれません）

（結果でいえば、14手目に妙なちぎり方で赤を置いたのが敗因で、この赤を3列目に置かず、紫を冷静に3連鎖回収にすれば勝敗は変わりましたし、この辺りのトンチンカンな立ち回りも問題アリーヴェデルチだとは思います）

7本目は、3手目まで同形だったのですが……。

この4手目、普段だったら、私もAZARDさんと同じように置いています（ネクストが黄ゾロで迷う場面ではないでしょう）。

しかし、先ほど紫を見切ったことで負けた直後だった私は、少し迷って、思わず紫を見切らない形に置いてしまいました（操作ミスではなくて、本当にそんな理由で置いています）。

その後、紫を3個つないでから結局見切るという醜態を晒しますが、配ぷよは私に都合の良い方向に偏ってくれて……。

4-4-5-6の三色で不完全致死の発火ですが……

AZARDさんの形が悪いので、この速攻は良い判断でしょう

ここでAZARDさんが投了

土台の組み方で私だけが凡ミスをしているのに、その後の配ぷよは、私のミスの影響が帳消しになり、私のぷよが綺麗につながるように来てくれました。

この勝ち星も、運によるところが非常に大きいです。

ラストは、この試合初となる初手4色でした。

初手は別でしたが、3手目の緑ゾロから、2人とも緑を土台にしたタワーに定めて……。

一番最初の黄色の差があるので、赤黄の置き方が変わります

私の方で綺麗に使える緑黄が、AZARDさんの方ではデビって使えないという理不尽

私は都合の良い順番で引き切って、14手発火

これは、最初の黄色の置き方の違いから組み方に差ができたところに、私の組み方にだけ都合の良い配ぷよがやって来たという感じで、ほぼ運ゲーでした。

そんなこんなで、この決勝戦は、ほとんどの試合が、運次第で勝敗がひっくり返ってもおかしくないものでした。